2009年05月12日

蛍雪篇


今日は別の手紙屋を読み終えました。




手紙屋 「蛍雪篇」

〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜です。


蛍雪篇.jpg



もし子どもに「何のために勉強するの?」と聞かれたら

なんと答えますか・・・。



世の中には、受験勉強に対して否定的な声も沢山あります。



はたして、どうなのか・・・。




「手紙屋」の設定は昨日のブログのとおり。

違うのが、手紙屋との文通相手。

今度は高校2年生の女の子との文通です。





読み終えた感想。




子をもつ親は、絶対に読むべし!

しかも、一刻も早く・・・。

そして、前作とあわせて読むべし!



順番は、逆かもしれない「就職活動」を先に読んで

からのほうがいいかな・・・。ストーリー的に・・・。






私は親の目線からも読めましたし、結局自分の仕事と照らし合わせても

読めました。

なので、スタッフにもお勧めです!






ストーリーはいたってシンプル。

大学に行こうか迷っている高校生が手紙屋と出会い、

文通を通じて、勉強の意味、そして生きる意味を考えさせられ

成長していく姿が書かれています。







多分、いとう眼科スタッフは多くの人が読むであろうと予想されるので

心に残った部分だけ掻い摘んで紹介します。





8通目の手紙の一部分。


予備校や塾も学力を伸ばす「道具」のひとつですので、

上手に使えばとても便利なものになります。

でも、絶対に忘れてはいけないのが、あなたが伸びる場所は、

あなたが一人で勉強している場所でしかないということです。

有名な講師の授業を数多く受ければ勉強ができるようになると

勘違いしている人がいます。

本当にできるようになるのは『自分で練習を繰り返ししたとき』

だけなのです。




これは今の自分にも当てはめて考えられます。

いい本を読んだ、いいセミナーに行った・・・・・


それだけで、自分が成長したという錯覚になってないか・・。


本当に成長するのは、その後の振り返りをしたとき。そして実践したとき。



なにも感想文とかブログにこだわる必要もないと思います。



まずは自問し、そしたら、とにかくひとつでもいいから行動してみる。



もちろん、感想文、ブログ、ミーティングも有効な手段だと思います!




勉強も仕事も心も一緒ですね!






さらに同じく8通目の手紙より。




ピアノなどの発表の舞台で自分の出番がもうすぐって時。

緊張でどうしようもなくなって、逃げ出したくなるのはどんなとき?


「あまりしっかり練習してなくて、自信がないとき」





逆に緊張はするにしても、順番がくるのを楽しく待てるときは?


「これ以上ないほどしっかり練習したとき」





絶対の自信は反復練習(努力)によってのみ生まれます。

それがあって始めて何とも言えない安心感、心のゆとりをもてるのです。



よく「やらなければならないことが多くてゆとりがない」という

言い方がされますが、何もしない日々が「心のゆとり」を生むかと

いうと、そうではありません。

やるべきことが少ないと、何ともいえない不安、「心のあせり」が生じます。

実際ゆとりをもって生きている人の多くが「超多忙」です。

反対にそうでない人に限って、不安を抱えながら生きています。



というわけで、楽しみながら、遠慮なく超多忙の毎日を送ってください。





これもまた仕事に置き換えられますね。

やることが明確になっていて、多忙な毎日を送ってい時のほうが

あきらかに、充実感もあるし、よく眠りにつけるし、ゆとりがありますよね。


逆に、なんとなく過ごしてしまった日や、やりたいことを消化できないで

寝てしまった日などは、なんか不安になってゆとりがなくなってしまいます。。。



ついつい「忙しい=ゆとりがない」って図式で逃げに行きがちですが

あえて、向かっていきたいですね!エムですから・・・。








最後は10通目。


これは妙に納得した話です。

少し自分の解釈も混ぜて紹介しますね。






小さい子どもは大きな声で自分の夢を語ります。

「○○になりたい!」と。



ところが、それは次第に叶わぬ夢と理解し、

夢を語らなくなります。



そして、多くの中高生は「夢がない」と言うようになります。


しかし、社会人になって仕事をし始めると、また夢を語る人が

少数かも知れませんが、でてきます。。





これ、なんでだと思いました?





幼い子どもの夢って、ほとんどが自分の欲求を満たすための夢ですよね。



夢って基本は人に応援されることによって叶いますよね。

でも、自分の欲求を満たすための夢は、他人は応援してくれない・・。



だから、夢は叶わず、夢を持たなくなります。





ところが、社会人になって、人を幸せにする喜びを感じる経験を

仕事を通じて味わうことができ、それが膨らみ夢になります。

そうすると、その夢は他人も応援し、そして、『人を幸せにする』

ことは人間にとってもっとも大きな喜びのひとつですので、どんどん

はまっていきます。。





私も含めてですが、親ってどうしても自分の子どもがかわいいんですね。


だから、ついつい「子どもの将来のため」って思っていろいろ、チャレンジ

させたりしてしまいます。

勉強もひょっとしたらそうかもしれません。

「自分のために勉強しなさい!」

「あとで困らないために、しっかり勉強しておきなさい!」



これって、あたりまえの光景かもしれませんが、

全部「自分のため」であって、「人を幸せにする」って感覚が

抜けてしまっているんですね・・・。

勉強した結果人のためになることをできるようになることはあっても

最初から「人のため」って感覚で、子どもを育てる感覚って

あんまりないんですよね・・・。



それがいけないのかもですね・・・。



この間も誰かのコメント返しに書いたと思いますが

「自分のため」でやるより「人のため」って思ってやるほうが

何倍も力を出すことができます。人間はそういう脳らしいです。

現にGYUちゃんもそうでした。

実習で受け持ち患者さんのためってやっていたら、何でもできたと。。

ありえないくらいの睡眠時間で毎日過ごしていました。。。




これは、私達大人がしっかりと意識して子どもに伝える

必要がありますよね。。。



今社会で活躍する人たちは、高度成長期に育った世代ですよね。


その頃の教育観って

「今頑張って勉強して、いい大学に入って、いい会社に就職すれば

 一生安泰」って感じでした。



将来自分が楽をするために、今を頑張る。。。




そうやって育った人たち(私もですが・・)がマネーゲームに

走ったり、しちゃうのかもですね・・・。





人として親としてすご〜く考えさせられる本でした。




喜多川さんの本は興味あります!



あと2冊あるので、また読んでみようと思います!


posted by M at 22:44| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
喜多川さんの本「北京物語」先ほど読み終えました・・・

良かったなぁ〜・・・

凄く素敵な本を紹介してくださり、ありがとうございます<(_ _)>

昨日のブログといい、今日のブログといい、喜多川さんには惹かれますね。

今日は家庭訪問でしたが
「先生・・・母親の悩みを聞いてください」と話しはじめ
「勉強しなさい!って言うべきか、ほっとくべきか悩んでます」と話しました。

結果二人の息子の先生からはハッキリとした答えはもちろん出ませんでしたが
「先生は教師をして幸せですか?」
という質問には
「ハイ!幸せです!」と即答の先生と
「はぁ〜・・・」と濁す先生がいました。

かなり話題からずれました。

この本も絶対読みます

Posted by ベジータ at 2009年05月12日 23:33
■■ ベジータ ■■

だから、「上京物語」だって・・・。
「北京物語」じゃないよ・・・。
日本の小説だからさ・・(笑)

家庭訪問での質問は最高だね!
ベジータらしい・・。

「勉強しなさい!」というより
意味を一緒に考えたほうがいいのかなって思います。

そういう意味で、この本は絶対に読んだほうが
いいと思う・・・。

体調は大丈夫ですか?
Posted by エム at 2009年05月12日 23:54
しまった・・・。
べジータの「北京物語」でコメントを入れたい言葉が一気に飛んでしまいました・・・!!
や、やられた!!!!!

気を取り直して・・・

喜多川さんの本って本当にステキですよね!!!

「楽しみながら、遠慮なく超多忙の毎日を送ってください。」

何だか事務長の言葉にすごく救われた自分がいます!!
ってまだまだ全然多忙といえるような時間の使い方はしてないのですが・・・

そして、これからも患者様のため、仲間のため、愛する人たちのために全力で毎日を送っていきます!!!


Posted by トム at 2009年05月13日 00:48
面白い!手紙屋読み終えたら蛍雪編読んでみたいです。
親の立場で考えたとき、何で勉強してもらいたいと思うのか。
受験勉強はひとつの手段。
自分ひとりで繰り返し勉強する。その行為に意味がある。人生は一生勉強もんね!
そこであきらめずにがんばったということが、
その後の人生のいろんな場面でも応用できる気がします。
また、心のゆとりって確かに、凄く忙しくても自分の中でその日やると決めていたことができたときに一番生まれているように思います。
元からある時間のゆとりが心のゆとりには結びつかない・・・!
超多忙の中でこそ心のゆとりが生まれる・・!
やるべきことしたいことを優先順位をしっかりたて限られた時間の中でやれたときの充実感、達成感わかります!
なるほど〜って思いました!
それと10通目。
子供に「自分の将来安定のためにがんばりなさい」じゃなくて、「そこで、がんばると、沢山の人に喜んでもらえることができるんだよ〜」
っていう子育てしている母親の姿を想像すると素敵!って思いました。
子供を育てる立場になる前から、大切なこと沢山教えてもらえて幸せです☆



Posted by kaori at 2009年05月13日 06:05
「超多忙=ゆとりがない」ではなのですね。

そういわれるとそうかもしれないと思えてきました。何かに向かっているときほど充実感を味わっているのは確かです。

大人も子供も自分のためではなく、「人のため」という思いが大切ですね。

私も読んでみます。

うちの父は「勉強なんかしなくていい!!」と威張っていっている人でした。なの、でテストでいい点をとっても褒めてもらったことはありません。そんなことより、「母の手伝いをしろ!!」とよく怒られました。
そんな父が嫌いでしたが、もしかしたら、「人の役に立つ事をしなさい」と教えてくれていたのでしょうか?真実はわかりませんが、この一冊も我が家の子育てに大いに役立ちそうです。

仕事をしながら子育てについても勉強できてしまうなんて幸せすぎですね。
Posted by むっちー at 2009年05月13日 06:22
お疲れ様です(*^_^*)

ベジータ最強です笑

昨日は実習で分娩の見学ができました。
子供が生まれるまでの親の様子をずっと見ていました。この感想はのちほど・・・

なんのために?という問いに、ずっと自分のためと考えてきた私にとって、「人のために」という考え方は衝撃的でした

この気持ちを幼い頃から持ってもらえるような子育てをしていきたいと思いました

その本もぜひ読んでみたいです!!
Posted by GYU at 2009年05月13日 06:24
私の父親は一年中季節を感じながら土木工事をしています。すごく数学に長けていて尊敬できます。
なんでもいいです。とりあえず目の前にあることを一生懸命にやることです。
私もいとう眼科と出会いやりたいことやっと気付かせてもらいました。
自分でも出来ることがあることを。
Posted by りんご at 2009年05月13日 23:35
■■ トムくん ■■

いやいや十分多忙ですよ!
でも、その言葉は喜多川さんの言葉なんですよ。。
喜多川さんの本は、気づきだらけで
しかも面白いときてるから、読まずにいられないね!


■■ kaoriちゃん ■■

そうですね、受験勉強は人間を磨くためのひとつの手段。
困難に立ち向かう大切な修行!
あきらめない修行!
でも、意味を考えないで頑張りすぎると
燃え尽き症候群になってしまい、大学に入ったら
急にやる気なくなっちゃうんだよね・・・。
勉強によって成長して人の役に立てる人間になりたい!
そんな思いでいれば、折れないんでしょうね・・。
子供がそれを思えるかですが・・・。


■■ ムッチー ■■

そうなんですね。たとえば、大好きな趣味や遊びを
しているときに「忙しい〜」って思わないですよね。
あるのは充実感だけ・・。
時にはゆったりもいいけど、やっぱり俺は忙しいのが
いいな・・・(典型的な日本人だね!)
ムッチーのお父さんはすごいね!
その世代の人にしては珍しいね!
だから、ムッチーみたいな人になったんだね!
ありがとう、おとうさん!


■■ GYUちゃん ■■

ベジータはやってくれましたよ。
何回かメールもくれましたが、そこでも
「北京」で、指摘もしたんだけどな・・。

「何のために」って自問は本当に大切です。
そう考えさせられる本をお互い沢山読みましょう!


■■ りんごちゃん ■■

目の前のことを一生懸命やると、それが好きになる
んですよね・・いつの間にか。
りんごちゃん、できること沢山ありますよ!
感謝してます。そして頼りにしてます!
Posted by エム at 2009年05月14日 23:55
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